母がしんどい

親子関係(特に母娘関係)って難しい。無条件に子を愛せる母親ばかりではないし、親からの愛情は無条件に注がれるものでもない。どうして母娘関係は上手く行かないことが多いのか。母の過去の行動から「母娘関係」の分析を試みます。

醜くないよ

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自分のことを愛してくれなかった親へ、正直な気持ちを綴ることのどこが「醜い」のか、私には皆目わかりません。

これこそ、「親は絶対」だとして、虐待を肯定することにつながっていると思います。

 

親は聖人ではありません。

 

血がつながっていようがいまいが、自分より力も弱く権力も財力もなく、庇護下に置かれなければならない立場の子どもを、平気で虐待しうる存在でもあるのです。

 

聖人ではなく、子どもを平気で辛い目に遭わせる「親」でも、まだ敬わなければなりませんか?

 

「親」というだけで神聖視するのは、もうやめにしませんか。

 

私は、自分を常に辛い立場に追いやって救ってもくれない人を「親」と思わなくていいと思います。

そして、その感情や事象について、「醜い」とは思いません。

極めて正常なことだと思います。

嫌なことをされてきて、どうして嫌ったらダメなのでしょうか。

その理由が「親だから」だとしたら、それは極めて非合理的だと思います。

 

私はやはり、女優・渡辺えりさんのお考えの方が受け入れられると思います。

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虐待をされてきて、辛い思いをしたことをようやく吐き出せて、それを「醜い」と表現されたら、もう気持ちの逃げ場がなくなります。

 

親のことは、嫌っていいんです。

それは「醜い」ことでも何でもない。

 

極めて正常で、至って普通、当たり前のことなんです。

 

何度でも言います。

嫌な親を好きになる必要なんてないです。

 

愛情をくれなかった親を嫌いになることを「醜い」と表現する人の方こそ、「醜い」。

私は心からそう思っています。