母がしんどい

親子関係(特に母娘関係)って難しい。無条件に子を愛せる母親ばかりではないし、親からの愛情は無条件に注がれるものでもない。どうして母娘関係は上手く行かないことが多いのか。母の過去の行動から「母娘関係」の分析を試みます。

「嫌っていい」

ここ最近、また過去に悩まされることが多く、暴飲暴食や不規則な生活をして自分を痛めつけたりして、気を紛らわせる日々が続いてしまっています。

 

その中、衝撃を受けた記事がありました。

www.j-cast.com

 

個性的な演技で人気の実力派女優、渡辺えりさんが毎日新聞で連載中のコラムで、束縛の激しい母親のことを「嫌っていい」と回答された、というものです。

 

私は、

  • 親は絶対
  • 親には絶対服従
  • 親子(夫婦)関係は主従関係

という家庭に育ちました。

 

どんなに理不尽なことをされても言われても、親の言うことに異を唱えることなど、決して許されないし考えられない、と現在まで思い込まされてきました。

その、ある意味解けない“呪い”のような刷り込みを、渡辺えりさんはきっぱりと「違う」と否定して下さったのです。

 

考えてみれば、

  • アンタのことを可愛いと思えない
  • アンタのことはどうでもいい

と言ってくる相手のことを、無理に好きになる必要もなかったのです。

 

そうか、私は親のことを嫌っていいのだ。

 

愛してもらえないのに、こちらが無理に愛さなくてよいのだ。

 

「親を嫌う」ということを肯定してもらえるだけで、こんなに気持ちが楽になるものなのか、とまさに目から鱗が落ちるようでした。

 

これからは、「親にはこんなことをされて/言われてきた、だから嫌い」と、親を嫌う自分を受けいれて生きていきたいと思います。