母がしんどい

親子関係(特に母娘関係)って難しい。無条件に子を愛せる母親ばかりではないし、親からの愛情は無条件に注がれるものでもない。どうして母娘関係は上手く行かないことが多いのか。母の過去の行動から「母娘関係」の分析を試みます。

無事を祈っています

ニュース記事を読んでいて、今最も気になっているのがこれです。

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まだ7歳という幼い年齢と所持品や服装、そして行方不明となった当日及びその後の周辺地の気温、そして何より、想像以上に広大なように思われる、現場の状況…。

とても心配しています。

男の子が早く保護されて、温かい場所で美味しいものを食べて、安心して欲しいと願っています。

 

それにしても驚いたのは、私が育ったような、昭和の一昔前の時代ならまだしも、昨今の子どもを取り巻く環境すら厳しい社会情勢下でも、「躾」や「仕置き」と称した“置き去り”がなされている、という悲しい現実です。

 

私を含め、一昔前に子どもだった世代は、現在では信じられないような、「教育」と称した“仕打ち”を実の親に受けて育った人も少なくないと思います。

しかしそれは、社会が以前に増して複雑化して、「世間様」がほとんど機能しなくなっている現在では、到底受け入れられ難い、子どもを危険にさらす準犯罪行為なのではないでしょうか。

 

この件に関して、ネットでも「自分も幼少時にされた」との意見が多くみられ、両親を擁護する意見も散見されますが、この“仕打ち”は、果たして肯定されるべきものなのでしょうか。

自分の子ども時代を比較対象にあげている人に対しては、子どもを取り巻く環境条件が全く異なる現在と一昔前とは、同一の比較条件下にないので、そもそも比較が難しいのではないか、ということを申し上げたいと思っています。

第一、自分が大昔にされたからといって、このような親の“仕打ち”は、決して肯定されてはならないと思っています。

 

幼いころに自分も親から似たような“仕打ち”を受けたからこそ、私のように他人事とは思えず、心配されている方ももちろんたくさんいらっしゃることと思います。

男の子の早期保護を心から願うとともに、このような“仕打ち”を受ける子どもがひとりでも少なくなることを切に祈ります。